Scribble at 2026-01-06 15:25:58 Last modified: unmodified

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年が明けてから注文した本が、もう届いた。こんなに急がなくてもいいのだが、これでは郵便局や宅配業者の負担はなくならないな。なので、アマゾンで注文するときは、日付を指定できるなら数日ほど先に指定する場合もあるけれど、システムとして一斉にやらなくては効果が殆どない。一部の人が配達日を先に変更しても、代わりに無頓着な人々の注文が先に押し込められて処理されるだけだからだ。

ともあれ、これはアマゾンではなく「日本の古本屋」という古書店が集まったサイトで注文した1冊である。こういう本は、はっきり言ってアマゾンでは出回らないことが多いし、出回っていても画像だけ盗んでデタラメな高額を掲げるインチキなセドラーがいるので(注文を受けた後で、正規の古本屋から購入して転売しているわけである)、古本を購入する場合はできるだけ「日本の古本屋」を利用している。今回は、『大鏡』の注釈本を探していて、茅ヶ崎の古書店から取り寄せた。

さて、この注釈本の注釈者は池邊義象(いけべ・よしかた)という国文学の研究者であり、序文の日付が大正10年とある。彼は大正12年に亡くなっているので、これは最晩年の著作なのであるが、変形のA5判くらいの大きさで約700ページの大著と言っていい本を書き上げているのだから、目を見張るべき胆力と言っていいのだろう。もちろん、精神論を語るつもりはないが、モチベーションを維持することは、確かにこれだけの仕事を続けて完遂するためには大切だ。注釈本の内容については色々と批評できると思うが、こういう点は後世、しかも100年以上は経過しながらも、我々が見習うべきところだろう。

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