Scribble at 2025-12-09 10:29:31 Last modified: 2025-12-13 21:06:15
先日、アマゾンで買い求めた古本が酷い梱包で配送されてきた。段ボールのパックを閉じるテープが本の背表紙にまで接着していて、接着剤を背表紙から引き剥がしたり、あるいは掃除用のシートで拭い取るのに苦労した。それはそうと、外側にばかり気を取られていたせいで気づかなかったのだが、ようやく読む気になって表紙を開くと、上の写真のように、どうやら献呈本だったらしい。
ちなみに、この本は哲学のプロパーは興味ないと思うが、Stefan H. Thomke の Experimentation Works (Harvard Business Review Press, 2020) である。僕らのような中小企業でも言えることだが、経営会議のたびに、ただの経過報告や残念会みたいな営業成績だけを話す連中には頭にくる。その原因がなんであり、その仮説にどういう対策が可能であって、それをいつまでに実行してみるのかを即座に決めない限り、時間なんかすぐに過ぎていく。
それでも多くの企業では、リスク・テイクを社員に叫んでおきながら、かたや部門長はリスクどころか前の月と同じことを平然と繰り返し、かたや役員はリスクしかないのに人を続々と雇用したり営業代理店へ無駄で莫大な委託料を払おうとするような実態がある。これでは何十年と事業を続けていても赤字のままだ。よくこういう会社に何十年も融資する銀行があるものだと、逆に日本の間接金融の杜撰さあるいは気楽な経済状況に感謝するべきなのかどうか、弊社に限った話ではないからこそ、皮肉にも考えてしまう。