Scribble at 2025-10-30 18:12:36 Last modified: 2025-10-30 18:18:57

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また市議選後、大半の市議の自宅や職場に殺害を示唆する脅迫文が届いていることが分かった。28日までに届いたのは15人で、いずれも「悪い○○(市議の名前)は死ね、くたばれ」とした上で、「19人全員56す」「19人563」「オールドメディアの偏向報道と共に死ね」など殺害を示唆する一文が添えられている。

静岡・伊東市長への不信任案提出が正式決定 市議に「56す」脅迫文

どこの田舎首長の話題についても言えることだし、みんな報道を見ながら薄々は感じているんだろうけど、地方自治体の首長選挙なんてものは、たいていにおいて地元の反社とかが土建屋とかと一緒になって利権を勝ち取ろうとする代理戦争になってるわけだよね。なので、学歴を詐称していようと、部下と昼間っからラブホテルで宜しくやってようと、あるいは数多くの自治体で起きているセクハラがあろうと、簡単に首長の座から降りるなんてことはできないわけだよ。結果として降りる羽目になろうと、できるだけ時間稼ぎするのが政治家の仕事だろう。

僕はつねづね企業経営について書いているけれど、こういう事例にも相通ずるものがあって、それは「組織は採用の失敗から崩壊していく」ということだ。企業において無能な人事ほど致命的なものはなく、そしてだいたいにおいて企業の凡庸な経営者は人事を軽視している。同じく代議士を選ぶ場合でも、村の規模から国の規模に至るまで、馬鹿を立法の席に着かせると、その馬鹿が行政や司法の人間を採用する基準を法によって作るのだから、簡単には軌道修正できなくなるのである。

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