Scribble at 2025-09-30 14:37:06 Last modified: unmodified

アマゾンで本を買っていて、特に古本は滅茶苦茶な状況になりつつある。洋書については、これまで何度も書いてきたように、インチキ業者(ただのメモ帳や方眼紙を「書籍」と言い張っている連中や、どう考えても異常なプレミアを付けている連中。イギリスで10年以上も前に報道されたとおり、テロ組織やギャングのマネー・ロンダリングに悪用されているのだが、全く手つかずだ)をスクリーニングするのが難しくて、殆ど書籍名で決め打ちして検索するくらいしか購入する安全な方法がないし、そもそも洋書は高すぎて買えない。O'Reilly Media から出ている300ページほどの技術書でも平気で1万円を超えており、いくら数年前に「アメリカ合衆国」と呼ばれていたトランプ王国の物価ゆえとは言っても、これでは買う気がしない。もっとも、哲学については既にあの国で書かれたものを(科学哲学者としてすら)本当に読む必要があるのかどうか疑わしいわけだが。もう、OUP とか Routledge で書いてる著者の多くがヨーロッパ、いやそれどころかブラジルの研究者だったりするからだ。そういう意味では、アメリカの科学哲学というよりも「分析系」などと雑に呼ばれてきた潮流が実質的に崩壊した証拠ではあるまいか。皮肉なことに、そういう人々であっても共通言語として英語を使い続けているのが涙を誘うことよ。

ただ、国内の本だったら問題がないかと言えば、もちろんそうではない。セドラー、しかも詐欺まがいの連中が日本語の本を扱う人々にも多くいて、僕は古本を買うときに出品業者でもスクリーニングしている。つまり、バリューブックス、ノースブックセンター、もったいない本舗、BOOKOFF などのメジャーな出品者を、多少は値段が高くても優先するようになった。ただ、それでも不満があるときは別の業者を選ぶこともある。一つの理由は、到着までに10日から二週間もかかると表記していることがあるからだ。これらの大手の古書店業者であれば、在庫を出品しているのだから、決済すれば発送までに10日も二週間もかかるわけがなく、これは恐らく注文を受けてから商品を探すという怪しい実務を前提に注文を受けているのではないかと思う。たくさんの支店があれば、在庫のネットワークを使って、どこかの店舗に在庫があるだろうという見込みがあるのかもしれないが、そんな確認作業だけで二週間もかかるわけがない。データベースを一元管理していれば数秒でどこの店舗に在庫があるか分かるからだ。上記のような大手の事業者が、いまどき POS も導入していないなんてありえない。

ということで、場合によっては個別に別の事業者も利用するかどうか判断するのだが、とにかくインチキ業者が多くて困る。特に、新刊で販売されている書籍を新刊で販売されている価格よりも高額な値段で販売するなんていう(形式的には違法でないとしても)道義的に問題のある業者が多々あり、もちろん中国人であることが明らかな場合もあるが、純粋日本人様の事業者であることも多い。

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