Scribble at 2024-11-26 21:39:57 Last modified: 2024-11-26 21:45:58

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Welcome to leibniz-translations.com. On this site you will find English translations of various papers by Gottfried Wilhelm Leibniz (1646-1716), including many not previously available in English. The site is usually updated every 4 months or so (last update: October 2024). What's new:

Leibniz Translations

お恥ずかしながら Hacker News でライプニッツのサイトを教えられるとは思ってもみなかった。ただ、こういうサイトがあることでも分かるように、英米圏ですらライプニッツの著作を手軽に読むのは難しいということでもある。Penguin でたくさん出ていればともかく、そら University Press から出版されるような、高額本をわざわざ買うなんて海外でもプロパーくらいのものだろう。ていうか、日本の場合はプロパーですら大半の人は、せいぜい岩波文庫や中公クラシックスや『世界の名著』くらいでしか読んでないと思うね。原書で暇潰しに専攻分野と関係のない古典を読むなんてのは、WSJ に暇つぶし程度にライプニッツをネタにした記事を書くような人物と同じく、およそ旧帝大のエリート諸君くらいのものだろう。

ただ、これは嫌味や皮肉を書いているわけではない。僕は、何度も言うように学問はトリクル・ダウンだと思っているので、有能な人材が続々と成果を上げることをサポートするのにやぶさかではないし、そういう仕事は基本的に称賛に値すると思う。きみたち、暗記小僧だの、洋書読みだのと言われようと、エリート諸君は学生なんて教えてないで、続々と成果を上げてほしい。ぶっちゃけ、後進の指導なんていらんのだよ。きみらと同じ程度に有能な人間は、もともと次から次へと生まれてくるし、哲学を専攻するかどうかなんて、はっきり言って通俗物書きどもが何を書いていようと関係ないのだ。というか、寧ろそんなものを無視して、中学くらいから哲学している若者が当たり前のように哲学科に行くのではないのか。僕は学部は刑法だったから知らんが。

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