Scribble at 2022-08-26 08:29:26 Last modified: 2022-08-26 08:52:31

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Backlog という博多の会社が開発・リリースしているサービスがあって、CVS やグループウェアの機能をサポートしている。当社でも、受託案件で開発上のやりとりやソースコードのやりとりをするのに使っている。ここ5年くらいの間に受託案件での作業は極端に減ったため、Google Chat で頻繁に何かを確認したり通知されるなんてことはないのだけれど、スマートフォンから Backlog のアプリケーションを削除したから、いちおう外部サービスとの連携だとかサーバのステータス通知とかアラートの受信に Google Chat をスタンダードなプラットフォームとして使っているので、ここにも Backlog を連携させた。もちろん、あらゆるサービスが Webhook のようなプロトコルやメッセージングをサポートしているわけではないから、まだメールで受信しているサービスもあるのだが、上場するか自社のサービスとしてまともなレベルで運営できている、いわゆる「IT人材」がいる会社のサービスでは、もうこの手のメッセージングをサポートするのは当たり前になってきているし、利用する側も(もちろん弊社には僕という唯一無二の人材がいるので)こういうものを使うのが当たり前になってきている。

本来、初心者が相手の B2B サービスというのは、サービスを提供する側が最低でも僕がもつ知識や技能の 1% 程度でも持っていて相手を凌駕しているという非対称性があるからこそ成り立つわけだが、サービスを提供する側の人材が客と変わらないレベルの素人(のまま)では、サービスの開発から営業やサポートまで含めて、要するに本来の意味での(ただの広告や販促という意味に限らず)「マーケティング」という観点から言っても、事業継続性なんてないのだ。客と変わらないレベル、そして〈客層〉と変わらない進度でしかリテラシーが向上しないなら、そういう企業に他人様へ何かを提案する力はない。よって、僕も前職から数えたら20年くらいにわたって、社内での研修とか技術の話とかには手を貸したり耳を貸す機会を作ってきた。MarkupDancing で公開している、情報セキュリティやウェブ制作やデザインやプログラミングに関わるページも、社内の人材だけに限らず他の方々へも参考としていただくよう書いている。実際、秘密分散法の各ページとか、シュナイアーの法則のページとかは、それなりに検索でヒットしていて、役に立っているのかどうかはともかくアクセスはされているようだ。会社では職責があるから相手に一定の機会があればアプローチするのが慣例となっているけれど、ネット・ベンチャーを名乗るのであれば、検索してページを読みに来る人々のように、そこには自ら関心があって学んだり聞いてくる筈の人材が多くいてしかるべきではある。採用が企業を活かしも殺しもする重大な活動だと、昔から言っている趣旨の一つはこういうところにもある。

さて、Backlog を Google Workspace の Google Chat で使うには、Google Workspace の管理者が外部アプリケーションの利用やそれとの連携を導入したり、どの部署やユーザに許可するかを設定しなくてはいけない。個々のユーザが勝手に外部アプリケーションと連携させるなんてことは、当たり前の話だが許可されてはいないわけである。実際、Google Chat に限って言えば、Google Workspace の管理者であっても、他のユーザが社内の誰と「スペース(チャット・ルーム)」を作っているかはわからないようになっている(社外の人間とスペースを作る場合は、アラートが出るようになっている)。そこで、外部のアプリケーションも特定した部署やユーザだけが利用できるように設定できるようになっているため、もちろん Google Workspace の管理者である僕が設定した。具体的には、Google Workspace 管理画面で「アプリ」の項目を開き、「Google Workspace」の項目で「ユーザーに Chat 用アプリのインストールを許可する」を有効にして、「ウェブアプリとモバイルアプリ」の項目でアプリを追加のリンクから Backlog を検索して追加する。利用できる部門を限定できるので、使わない部門は除外しておくのがいいだろう。

これで、Google Chat に戻る。そして、Backlog を扱う専用のルームを「Backlog」などと名付けて作成する。そして変な手続きにも思えるが、メッセージの投稿として、わざとリプライの「@」をタイプして、リプライする候補に Backlog が現れたら「@Backlog」への空のリプライを投稿すると、上記の画像みたいに連携が勝手に完了するわけである。これは、初心者にはほとんど分からない手順だし、そもそも初心者はどうやって調べたらいいのかすら分からないと思うが、分からないなら調べるとか、あるいは社内でかつては「神」とか「スーパーマン」と本当に呼ばれていた人間に尋ねるべきなのだ。学問でもそうだけど、自分から質問しないのはたいてい無能である。

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