Scribble at 2022-08-08 09:05:20 Last modified: 2022-08-10 10:28:52

添付画像

Open Logic Project Builds

上記の画像は、アマゾンで「新品まとめ買い」として Richard Zach らの著作をセット販売してる様子だが、実は2019年版と2021年版の同じ本が入っている(Sets, Logic, Computation: An Open Introduction to Metalogic)。この手の教科書について、版ごとの異同を調べている暇人なんて科学哲学には存在しないし、存在するべきでもないから、これはどう考えても誰の役にも立たない間違いか、あるいは Amazon はマネー・ロンダリングの片棒をかついでいる実質的な犯罪集団でもあろうから、わざとやってる可能性もある。AI が勝手に出品しました、テヘペロ、というわけだ。クズみたいな RPA や AI 、そして、自分たちのやった仕事を確認すらしない、小売業者(あるいは広告媒体事業者)としての怠慢。禿のフランス王ならぬ禿のイギリス人にはごちゃごちゃとパソコンを弄んで他人から小銭を巻き上げる類の狡猾さだけはあったようだが、しょせん商売人としての資質なんて最初からなかったということなのだろう。何が "customer first" だ。

ということで、Zach 氏には気の毒だが、上記にリンクした方のページから PDF をダウンロードすることをお勧めする。代金を払いたいなら、一冊ずつ購入することだ。でも、アマゾンの場合は気を付けないと、書籍は出版社だけが出品しているわけではなく、新刊であっても素人や詐欺師が出品しているため、価格のあたりに記載されている「出荷元」と「販売元」がどちらも「Amazon.co.jp」(日本で注文する場合)になっているものを購入するよう、お勧めする。とはいえ、それでもオンデマンドで発行した本(つまりアマゾンが日本国内の工場で印刷して製本した商品)を送ってくることがあるから、紙や印刷の品質がおかしいものも多い。Apress の技術書では、やたらと分厚いコーティング紙にインクが滲むような印刷をしてたりすることがよくあるのだ。

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