Scribble at 2022-05-11 18:04:16 Last modified: 2022-05-11 23:30:51

PCのスペックに関しては、CPU、GPU、メモリ、ストレージだけじゃなくて、モニターディスプレイ、内蔵カメラ、マイクロフォンを含めた総合評価が必要になっていることを、調達担当の人はよく考えてほしいなと思いますね。

「企業は“ショボいPC”を支給するな」という声に同情してしまう件

自分で好き勝手に買ったような自宅のパソコンよりも会社から支給されたマシンのスペックが低いとゲンナリする気分は分からなくもない。実際に使う当事者としての比較なので、どうしても遅い方を使わなくてはいけないというのは辛いことだ。

でも、原則の話から言って、どのていどのコスト・パフォーマンスがあるのか関係なくハイ・スペックのマシンを企業が新入社員に貸与する理由は全くない。なぜなら新入社員は実績を出してないからだ。「投資だと思って!」なんて理屈が通用するのは、会社の方からヘッド・ハントした人材とか、実績が既に分かっていて一定のスペックで機材を支給するのに見合った成果を期待できる(そして期待に違えば色々な理由をつけて追い出す)場合だろう。ゼニを幾ら稼ぐのかも分からないガキに喜ばれるというだけのスペックのマシンを、どうして親でもない他人が買い与える理由があるのか。そんな見積もりを出す総務とか部門長のスタンスこそ、背任的と言ってもいい。

業務環境は従業員にとっての「エサ」ではない。業務用のパソコンや業務用のスマートフォンを支給するのは、福利厚生じゃないんだよ。それに、仮に君が東大の情報理工学系で博士号を取得した人間であっても、会社が整える業務環境には予算という点での限度があるし(機械学習を専攻した新卒にスーパーコンピュータを 5,000 万円のシングル・ラックで買い与えるとか、ありえんだろう)、果たしてまともな成果を上げるのかどうかを会社側が適正に見積もるだけの能力や情報にも限界があるし(これは、人事が馬鹿だと会社の責任だ。でも、そういう馬鹿を人事として雇った責任は経営者が会社に対してとるのであって、従業員に対して責任をとるわけではなかろう)、あるいは無能に投資する可能性を想定したリスク対策というものがあろう。

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