Scribble at 2021-06-04 16:59:35 Last modified: unmodified
よいエッセイだ。そして、困ったことに東アジアの辺境国家では、「プラトン」や「アリストテレス」が登場するこのていどの論説を書くのに、東大教授などを連れ出してくるレベルの低さが何十年もまかり通っている。MD でも書いたことだが、欧米だけでなくアジア圏の多くの国でも、スタッフ・ライターやマスコミ関係者の多くは修士や博士の学位を持っていて、これは単なる学歴の話ではないということをきちんと弁えているのだ。一方、どこかの文化的僻地では「学歴や学位を問わないことが民主的だ」と称して自分たちの勉強不足や低学歴での就労を弁解したり正当化する愚劣な風習がいまだにはびこっている。
新聞社やテレビ局や出版社に改めて再考をお願いしたい。いや、単純に恥を知れと言いたいね。