Scribble at 2021-03-15 09:35:01 Last modified: 2021-03-15 09:36:34

ヴェルナー・ハーマッハーの「エクス・テンポレ――カントにおける表象(Vorstellung)としての時間」が翻訳されているというので、新潟大学の DSpace へアクセスしてみると、ウィキペディアの URL は無効になっていた。ディレクトリを少しずつ削除したり、サブドメインを削除してみても、そもそも "niigata-u.ac.jp" から "www.niigata-u.ac.jp" へのリダイレクトが設定されておらず、加えて "http://niigata-u.ac.jp/" や "http://www.niigata-u.ac.jp/" から現在の正式な FQDN とプロトコルである "https://www.niigata-u.ac.jp/" にも転送が設定されていない。以前も書いたように大学のウェブ・サーバは当該大学のコンピュータ・サイエンスのレベルを計ったり、運営予算を推し量る徴候となるものだが、まぁ大抵の地方大学はお粗末なものである。

また、大学の情報設計という観点での findability や、メンテナンスという観点での sustainability においては「クズ」としか言いようがない未熟な設計や運用のサイトが大半を占めており、これはアメリカでもどこの国でも同じだ。URI という概念についての理解はもとより、何のために ISBN がリンクとして働くように設計されていたり、何のために DOI が存在するのか全く理解していない。紙の雑誌でも言えることだが、凡人の分際でコミュニティの力がなければ何の業績も上げられないくせに、コミュニティを構築したり維持するための実務(にかかわる思想や理屈)を軽視して憚らない〈超然さ〉が学者としての崇高な態度だと思い上がっている。それゆえ、毎年のように科研費の申請時期になると、サラリーマンなら誰でも経験するような下らないレベルの作業で文句を Twitter に書き続ける。

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