Scribble at 2021-02-20 15:55:37 Last modified: unmodified

もう Google で「科学哲学」と検索しても、殆どが〈商品〉としての書籍ページばかりだな。かろうじて京大や東大の学科のページがヒットするにしても、たとえば大塚さんの「跡地」とか、内井さんのニュースレターとかは、かなり順位は下のほうだ。もちろん、当サイトなんて何ページ目に出てくるのか、調べる気にもならない(し、別にそんな一般名詞だけでヒットする必要などない)。あと、新しいページの方が優先されるらしく、青土社から出た佐藤直樹氏の著作とかインタビュー記事とかが上がっているようだ。これも、恐らくは刹那的な順位にすぎず、すぐに変わるのだろう。変わること自体に是非を言う必要はないと思うけれど、新しければいいという単純な基準では信頼には値しない。

もうそろそろ "search engine optimization" optimization というか、SEO 対策対策みたいなことの繰り返しで無駄な複雑性だけが作り込まれているのではないかとも思えてくる。単純な相互リンクとか、ディレクトリ型の検索サイトとか、そういうものが再び見直されるのかもしれない(正直、それらって「キュレーション」と言われていたものと実質的には同じだろう)。

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