Scribble at 2020-09-03 10:07:46 Last modified: unmodified

ジェニファー・トラスティドの Freedom and Responsibility という著作が翻訳されているようだ。先日、書店でたまたま見つけた。僕の恩師の一人である中澤義和先生も彼女の別の著作の翻訳に加わっていたことがあり、僕が大阪経済法科大学へ入学したときに初めて先生の部屋へお邪魔して、分析哲学や科学哲学を勉強していると自己紹介したら、先生から『科学の方法と論理』(昭和堂、1984)をいただいた覚えがある。そういうつながりのある人物の著作なのだが、新刊の翻訳書を手に取ると分量がある。この本は原書を京都の至成堂で手に入れて持っているのだが、もっと小さな本だったはずで、原書が改定されて更に分量を増やしたのかと思うほど両者は違っている。しばしば、日本語へ翻訳すると分量が原著の3割くらい増えると言われてきたものだが、これでは3割どころか倍になっている印象がある。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook