Scribble at 2020-08-07 16:52:29 Last modified: unmodified

遅ればせながらではあるものの、デネットの Elbow Room の翻訳が出るようだ。そういや、これの原書は前職の慰安旅行で香港へ行ったときに買ったのだった。行く前に洋書屋(もちろん香港で英語の本は「洋書」ではないという感覚の人も多いと思うが)のあたりをつけてから行ってみたところ、色々と置いてあって楽しかった。もう関西では、ああしたゾクゾクするくらい壮観ともいうべきタイトルが並んでいる書店なんて、それこそ至成堂書店くらいしか無くなった。茶屋町の丸善・ジュンク堂は、まだ大阪では他の店に比べて洋書は圧倒的に多いものの、既に自然科学の専門書は姿を消してポピュラー・サイエンスと Dover くらいしかなくなったし、それどころかビジネス書すら売れ筋のタイトルを除いてはどんどん減っている。確かに、アマゾンに比べてあまりにも高額なタイトルが多いので、即座に欲しいと思うものがない限りは買う気も起きないわけだが、そもそも置いていなければアマゾンで買うしかなくなるのは道理だ。

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