Scribble at 2020-04-22 19:51:08 Last modified: 2020-04-24 11:55:45

例の豪華客船に入ったときのレポートを YouTube で公表したため、神戸大の岩田さんはさらにマスコミの脚光を浴びている。この方は、以前からも「構造構成主義」と称して・・・あまり使いたくないが「哲学的な」感染症や医学の議論を展開されているという。構造構成主義とはずいぶんとフランスおたくと同じくらい中二病がただよう言葉だが、要するに「ガン」とか「インフルエンザ感染症」というのは、医者が幾つかの選択可能な条件から選んで基準とした上での検査結果を指しているというわけで、平たく言えばポストモダン音頭の文化芸人が何年も前から展開してきた「病気とは主観的な判断結果の別名にすぎない」という御託を、医療統計学などの知識を使って洗練しただけでしかない。

それにしても、テレビにずっと出てる岡田晴恵という公衆衛生学者も幻冬舎などというゴロツキ出版社から得体のしれない本を出しているし、いかにもマスコミが扱いやすそうな人々だけが大声で喋っているように思う。