Scribble at 2020-04-09 17:03:32 Last modified: 2020-04-09 17:05:03

ホモ・ルーデンス入門

なお、この方のページは冒頭に(https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/ikeda-jfirst.htm)というリンクが張ってあって、「リンクをクリックされる際には、上記に含まれる表現に出会って、当惑・混乱・激怒・爆笑などの心理的効果を読み手に与えることがあります。 / 従って、ネット・サーフィンをされている方で、上記のような経験をしたくないと思われる方は、不用意にリンクをクリックされる前に、そこから——仮想的に——立ち去ることを、つよくお勧めします。」と書かれている。よって、まぁ激怒とは言わないまでも唖然とした人間だって、すぐに立ち去っても良い筈だ。そこはそれ。哲学者というものは、目の前にウンコが置かれていても飯を食えるていどには雑事に惑わされないという覚悟をすべきときだってある(いつもそうとは限らない。可能なら、ウンコを置いた奴を ― 仮想的に ― ぶん殴ってやる)。

さて、上記の「ホモ・ルーデンス入門」と掲げられたページへアクセスして、僕は個人としては強い違和感を覚えた。「唖然とした」と表現したのだが、そういう感覚に近い。理由は明白だ。いくら「入門」と言っても、これでは書籍のバック・カバーに印刷された梗概と殆ど同じである。門を入って中へ1歩でも進むかどうかというところで、足を宙に半分だけ浮かせたような状態と言えばいいのか。なんでこんな詩と言ってもいいような分量の文章を「入門」と称するのか、よく理解できない。

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