Scribble at 2020-04-02 17:35:01 Last modified: unmodified
ペネロープ・マディの "What do Philosophers Do?" が紹介されていたのを見かけて、ついでに彼女の最新刊であるウィトゲンシュタインの風変わりな解説書を Oxford のサイトで見ていた。Second Philosophy というコンセプトをウィトゲンシュタインの解釈に当てはめてみたということのようだ。どちらも特に読む必要は感じない。というか、どちらもマディの著作としては《余技》に分類できるような内容だし、その割に4,000円弱もするとあっては、気軽に求めるようなものではなくなっているからだ。特に "What do Philosophers Do?" なんて通俗本なのだし、本来なら中学生や、公共図書館にせっせと通う老人、あるいは暇潰しに《哲学の本でも読もうか》という営業マンを相手に売りつけるような商品としては、高額すぎる。