2019年05月10日 に初出の投稿

Last modified: 2019-05-18 09:23:56

Aging publishes outstanding papers in all areas of research on Aging, including Age-related Diseases, such as Cancer.

Aging

"Aging" なんてスタンダートな誌名だが、これもいわゆる "standalone journals" の一つとして、ビールのリストでは "Potential, possible, or probable predatory scholarly open-access journals" の中に入っている。ただ、IF が5もあるし、驚くことに山中伸弥さんの論文(https://www.aging-us.com/article/100176 )すらあった(笑)。少し慎重に判断したいところだが、いずれにしても明白な反論が見当たらないので、おおむね怪しいジャーナルと思ってよいのだろう。

この手の "standalone jounrals" とは、要するに学術研究者でもない人々が勝手に「出版」してる、どこの学術団体とも関係がない同人誌みたいなものだ。しかし、僕が学部生の時代に友人と作っていた『Logic and Philosophy』という同人誌とは違って、この手のジャーナルは営利目的だけのために発行されているため、誰でも簡単に論文を掲載してもらえる代わりに掲載料金がかかる。"Aging" の場合は $3,400(37万円)となっていて、これは権威あるジャーナルで accept された論文をオープンアクセスにしてもらうための費用と同じくらいと言ってよい(ちなみに、Springer のサイトで調べても OpenChoice という名目で論文をオープンアクセスにできるプランはあるが、その fee の説明もページをたらいまわしにされるだけで全くクリアな説明がない。この点は皮肉にも Elsevier の方が説明を見つけるのは簡単だった。出版社というものは、よほど《分譲マンション》ではなく《賃貸マンション》で運営したいらしい)。

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