2018年08月31日 に初出の投稿

Last modified: 2018-08-31 22:43:16

お知らせだそうな。

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セミナー:科学哲学と精神医学の哲学 (2)

近年、精神医学の理論的な基盤について考察する、精神医学の哲学の研究がさかんになりつつあります。この分野の諸問題は、狭義の科学哲学をはじめ、心の哲学や生物学の哲学など、広義の科学哲学の諸問題と密接に関係しており、研究を進めるうえでは、これらの分野の研究成果を参照することが不可欠です。このセミナーでは、精神医学の哲学の主要問題に関連の深い科学哲学の諸問題について、各分野の研究者に概要と現状をお話しいただき、精神医学の哲学の諸問題を考える手がかりを得ることを目指します。

第2回のテーマは、精神医学を含む医学全般における重要な道具である統計をめぐる諸問題です。精神医学の哲学に関心のお持ちの方はもちろん、統計の哲学や科学哲学に関心をお持ちの方も、ぜひご参加ください。

日時:2018年9月7日(金)14時から18時

場所:東京大学駒場キャンパス14号館308号室

講演者:大塚淳(京都大学大学院文学研究科)

講演題目:「哲学的認識論としての統計学」

要旨:「データを証拠に変える装置」としての統計学は、今日の科学において特権的な役割を担っている。しかしそれだけでなく、帰納推論への形式的アプローチとして見た場合、統計学はヒューム以来の哲学的問題に対する様々な示唆を含んでいる。本講演では、ベイズ主義、古典検定理論、モデル選択理論を始めとした種々の統計学的手法とそのもとにある思想を簡単に紹介したのち、その認識論的含意について議論したい。特にベイズ主義と内在主義的認識論、頻度主義と信頼性主義、そしてモデル選択および(時間があれば)機械学習と認識論的プラグマティズムをそれぞれ比較し結びつけることで、統計学と哲学的認識論の間の関係性を探ってみたい。

*事前登録は必要ありません。

*本セミナーは、科学研究費補助金16K13152による研究活動の一部です。

*本セミナーについてのお問い合わせは、鈴木貴之 (ctkykszk@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp) までお願いいたします。

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