Scribble at 2018-01-10 22:23:20 Last modified: unmodified

海外の出版物を眺めていても、なんだか意識や心に関するポピュラー・サイエンスの本は、去年の暮れあたりから仏教を語るものが多くなってきたなぁ。「意識は幻想である」から「空」にひとっ飛びかよ。でも、当人が本当に悟りとかニヒリズムまで行ったら、そもそも本なんて書くわけないんであってだな。もとより仏教というものは当人の悟りのためにあるのであって、他人を導くなんて啓蒙に積極的な価値を見出すわけがない。そういう自己欺瞞みたいな連中の書くものは信用しちゃだめだよ。どのみち勘違いした読者の一部が自爆テロに直進するだけだと思う。

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