Scribble at 2026-09-21 10:08:36 Last modified: unmodified

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つまり、今回のマリーブ氏の発言を「AppleはiPhoneに保護フィルムを貼ることを推奨していない」と受け取るのは適切ではありません。一方で、「保護フィルムを見ると鳥肌が立つ」というApple幹部の率直な一言からは、フィルムに頼らなくても長期間使えるディスプレイそのものを作ろうとするAppleの姿勢がうかがえます。

iPhoneの保護フィルムにApple幹部が本音「見ると鳥肌」耐久性に自信

機械翻訳だけに頼る人間というのは、元の記事がどういう趣旨で書かれているのか理解していない。だから、こういう言葉遊びのようなことを延々と続けることになるのだ。しかも、二つの文を「一方で」などと反対表現のように連結しているが、この記事を翻案なり機械翻訳からのコピペで作ってるのは本当に日本人か? それとも、この iPhone Mania というサイトは日本人が校正係をやってないのだろうか(まぁ、そもそも校正なんてやってないんだろうけど)。

僕らのように国公立大学の大学院へ行かなくても、"it makes my skin crawl" の意味は標準的な英語の素養があれば、「鳥肌がたつ(ほど不愉快だ)」と言っているのは確実である。こんなことに解釈の余地などないのであって、自分たちが製品に施している技術への自負があるからこそ保護フィルムを貼られるのは耐えられないと言っているだけであり、いったいこの記事は保護フィルムの業者になんの忖度をしたいのか。元の英語の記事を読んでみても、これは明らかに保護フィルムへの不快感しか語っていない。

どうしてこういう記事ができあがるのか。思い当たるとすれば、今世紀に入ってから「ヤバい」という言葉を「素晴らしい」という意味に使うようになった(実は、「反対語」ですらない。「ヤバい」という言葉は、本来は「都合が悪い」という意味であって、質の良し悪しを表現する形容詞ではないからだ)ので、「鳥肌が立つ」という表現で、少なくとも悪い意味ではないと思い込んでいるのではないか。

そして第二に、日本の Apple 製品を取り上げるメディアに多い特徴として、Apple 製品や Apple の社員に対する批判的な態度を避ける傾向だ。それゆえ、昔から「マカー」とか「信者」などと呼ばれてきたわけで、要するにカルト(新しい製品を押し戴いているという態度は、まさに文化人類学でいう "cargo cult" のありさまだ)なのだ。

更に、日本のユーザがたいてい保護フィルムを貼るので、そういう習慣に批判的なことを言うのも憚られるという理由も考えられる。これもまた日本によくあるアビリーンのパラドクスや集団催眠あるいは同調圧力の結果かもしれない。

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