Scribble at 2026-06-10 17:11:59 Last modified: unmodified
「AI 活用ポリシー」を弊社で公表した事情もあって、今年の後半を使って社内の研修用に AI の概論を作っている。既に少し説明したとおり、「G 検定」というディープラーニングの資格試験用に公開されているシラバスを中心に、人工知能、機械学習、生成 AI などの(大半が洋書だが)テキストを30冊ほど NotebookLM に学習させて、本文をシラバスよりも詳細に展開させてから(シラバスで1単元にあたる内容を10節くらいに分解している)1段落ずつ文案を提示してもらって、僕が少しずつ拾い上げてから InDesign に落とし込んでいる。また、インフォグラフィックスも作ってもらっている。
そして、他にも参考になる本を物色しているのだが、本書はディープ・ラーニングの数学的な基礎が(大多数の雑な類書と比べれば)丁寧に解説されていて参考になる。タイトルは「高校数学からはじめる」とあって、かなり微妙ではあるが。こういう微妙なタイトルを付けているのは、高校数学で扱わない偏微分などを使っているので、ブルーバックスから出ている他の本みたいに「高校数学でわかる」とは書けないからだ。しかし、これは著者なり編集者なりの誠実なスタンスを表しており、好感がもてる。