Scribble at 2025-02-24 08:05:02 Last modified: unmodified

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これは、philsci.info ドメインの支払い履歴だ。2005年3月31日にドメインを初めて取得してから、今年で20年ということになる。もちろん、ヒトの勝手に決めた単位で「年」などという宇宙の真理となんの関係もない基準で20回のサイクルを繰り返したところで、別に神や宇宙から報奨を受けるわけでもないし、「自分へのご褒美」などという、広告代理店がスポーツ選手に発言させて見事に流行した自己欺瞞に陥るつもりもない。

ありていに言えば、ウェブサイトなんて個人であろうと企業や公的機関であろうと、任意で公開したり運営を止めたりするものだ。誰に対する責任や義務もないわけであって、みなさんも昨今の報道でご存知のとおり、色々な法令や公文書館を整備するアメリカでも DEI 関連のサイトは続々と閉鎖されている。もちろんだが、これに関連して「リベラルなスタンス」と見做された他のサイトも閉鎖されていくであろう。

これを非難したり悲観するつもりはない。ヒトのやることには限界があって、政権が替わったり、新しい政策が施行されたら、行政機関のパフォーマンスが変わってしまうのは自然なことであろう。それが「良い」ことへ変わるかどうかを判断するのは各人であって、DEI のサイトが閉鎖されることを「良い」と考える人もいるというだけである。ウェブサイトの運営そのものが或る政策やスタンスの表明という speech act の類であるなら、それを支持しない行政機関がサイトを閉鎖するのは当たり前である。嫌なら、選挙で勝つしかないのだ。どれほど Internet Archive に「魚拓」を集めようと、行政的には無意味である。

当サイトのドメインに話を戻すと、そろそろ1年間の登録料金が2,500円になる。まだ個人の道楽としては異常な金額の出費でもないし、収入と物価に応じた割合としても身の程を超えているとは言えないだろう。たぶん、3,000円を超えてもなんとか言い訳はできる。でも、おそらく5,000円を超えたら、僕としては言い訳にならないように思う。もちろん、収入がいまのままであればという条件付きだが、中小零細企業の場合はそういうこともありえる。このところ、賃金が上がっているなどと、厚労省と NHK だけが騒いでいるようだが、国内の 99.99% を占める中小零細企業では、そんなことは不可能である。理由は簡単だ。そもそも賃金(に当てる原資)というものは営業利益が増やす見込みなど立たないわけであって、どれほど売上の金額が増えようとも、それに連動して原価が上がっていたのでは営業利益なんて上がるわけがないからだ。しかも、それら中小零細企業の大半は、弊社も含めて赤字であって、そもそも企業として運営が続けられるかどうかも定かではない。もちろんだが、儲かっていない大多数の会社では、賃金を上げる理由などありはしない。

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