Scribble at 2023-07-18 12:51:30 Last modified: 2023-07-19 20:22:04
Professor Frankfurt joined Princeton in 2002. Prior to that, he spent over 25 years at Yale, and over a dozen years at Rockefeller University. Before that, he held appointments at SUNY Binghamton and Ohio State University.
ちなみに彼の著作で翻訳されてるのは On Bullshit 以外にもいくつかあるけれど、著者名よりも「訳・山形浩生」の方がデカく印刷されているがゆえの皮肉な売れ方をしているのが実態だ。もちろん、山形氏が関わる本は(バロウズはよく分からんけど)興味深いものが多いので、選択眼は参考になる。経済・政治としては、池田信夫君とは違う流派のリバタリアンでしかないとは思うがね。
フランクファートについて? いやぁ、On Bullshit も On Truth も(原書として)手元にはあるけれど、そこまでインパクトのある内容だとは思えないなぁ。そもそも、社会思想とか倫理学のプロパーの書いたものをさほど読んでないという理由もあるだろうけど、経済学者や政治家の書いたもののほうがインパクトあるよ。実際に(但し書きはつくが)「歴史」を動かしたという実績もあるわけだし。こういう本の売れ方って、ようするに日本で言う『嫌われる勇気』みたいな本の売れ方と同じだと思うんだよね。つまりは、馬鹿や素人に分かりやすい言葉で書いて凡人の欲求不満を一時的に和らげたり溜飲を下げる効果はあるのだろうけど(そういう意味では、コカ・コーラと同じだ)、哲学的に言ってゼロの足し算(酷い場合は、それまでの蓄積を帳消しにしてしまうゼロの掛け算にすらなりうる)にすぎないってこと。