Scribble at 2022-09-27 16:53:43 Last modified: 2022-09-27 16:56:53

電子メールというものについて、それこそプロトコルからソフトウェアの設計や HTML メールの是非やマーケティング手法やセキュリティや送信フォームのプログラミングや受信したメールの振り分けとかフィルタリングや署名で使う罫線のデザイン、そしてスパム対策に至るまで、体系的に解説したり調べた成果というものがあっていいと思う。そろそろ、その手の「インターネット考古学」やソフトウェア・エンジニアリングや情報セキュリティやメール・マーケティングなどの様々な知見を集めた成果を期待したいところだ。もちろん、僕は一部についてだけなら書けるだろうし自信もあるのだが、メール・マーケティングやソフトウェアの設計については多くを知らないし、はっきり言って知りたくもないので、残念ながら一部についてしか成果を出せない。もちろん、出すつもりはある。

特に HTML メールの是非については、情報セキュリティの観点から送受信を避けるべきだとは思うが、メール・マーケティングの強力な道具であるという評価も理解できる。もちろん、企業人としては理解できる。頭ごなしに毛嫌いしているわけではない。哲学者だからといって凡人のやることを無視していいわけがないからだ。それに、弊社でも送信したり受信したりすることを避けるように勧めてはいるが、実際には HTML メールを平気で送信している部署があるし(だって、売り上げのためなんだもん!)、平気で受信してそのまま読んでいたりする。そして、何の気なしに本文の URL をクリックしてから数分後には「画面が操作できなくなった」と泣きついてくる社員だっていたわけである。そんなレベルのリテラシーの社員がネット・ベンチャーで働いていること自体が間違いなので、当然だと思うが、そういう社員は全員が既に退職したがね。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook