Scribble at 2022-09-01 16:46:39 Last modified: 2022-09-01 16:56:45

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Academeia Philosophica - アカデメイア・フィロソフィカ

こういうのも出てきてるんだな。せいぜい頑張ってくれたまえとしか言いようがない。俺は、こんなのぜんぜん信じてないけど。これは「信じるか信じないか」の問題であって、哲学のテーマとして論証したり分析するようなものではないからね。ほかのテーマについても同じことが言えるけど、業績だよ。結局は、きみらがこういう通俗化を推し進めて、この国の政治なりコミュニティなり産業なりが何百年後かに(もちろん、君らが生きてる間に劇的に何かが変わるなんて思ってないだろう。それをやろうと思えば、ぶっちゃけお手製の拳銃で政治家を背後から撃ち抜くような「実践」しかないよ)どう変わると期待できるのかという話でしかない。

でも、アメリカの名だたる有名な哲学教授やノベール賞の受賞者、それこそこんな3か月の読書会をやるしかないような世界的業績の一つもないプロパーとはレベルの違うところで仕事をしてる人々があれこれと本を書いたりプレゼンしていてすら、人種差別はなくならないし、ライフル協会は安泰だし、階級社会なんて微動だにしない。これを思うと、〈本当に〉何事かに貢献したいという意欲は敬服すべきものだけれど、それをマーケティングだけでなんとかしようなんてことでは、われわれのように電通と仕事をしてる人間から見れば安物の哲学パフォーマンスだとしか思えないね。

あとね、どうしてもこの手の活動について理解しかねるのは、君ら大学で自分の学生に何か先にやってるのって思うんだよな。そこで成果を出してから、はじめて経緯も動機も色々ある世間の人たちの中から募って何かやろうって話になると思うんだけど、そういう順序でやってるようには見えないんだよ。したがって、まだ自分の在籍してる大学で何ができるかという立ち位置を失ってない成瀬君の方がまともだと思うんだよね。アクティブラーニングは、僕らは電通や博報堂の「文科省案件」だとしか思ってないから教授法としては信じてないけどさ。

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