Scribble at 2022-07-02 09:57:56 Last modified: 2022-07-03 10:26:31
例の旧日本ユニシスがやらかした尼崎市の一件で、各所から「お問い合わせ」をいただいているため、色々とご説明する算段をしないといけない。でも、なんで説明する必要があるのか。プライバシーマークが飾りだとしか思われてないなら、もうこんなのも認証持ってるコストだけ無駄だよな。2年おきに審査の費用とプライバシーマークの登録費用で80万円前後がかかるわけで、中小零細企業にとっては馬鹿にできない投資・コストだ。
もともと、こういうマークとか第三者認証の運用とか、こういうものに価値を置く志向ってヨーロッパの歴史的な事情とか思想としてやってるだけなので、グローバル化していく中では、アメリカや中国みたいな実質だけが大事(もちろん、何かやらかしたら巨大なしっぺい返しを食らうし、中国では投獄されたりする)だというスタンスに変わるのかもしれない。でも、それだと対策なり実務として実力のある人材が社内にいないといけないわけで、コストが更にかかる可能性はある。俺と同等の Chief Privacy Officer が上場企業も含めて国内に指の数ほどもいるとは思えない。
ちなみに、「しっぺい返し」と書いたが、何か外来語で他の言い方があったのだが思い出せない。「ハンディキャップ」でもないし「アドバンテージ」も違う意味だし、なんだったっけ。角川の類語辞典で似たような意味合いのカテゴリーを探しても見当たらないが、勘違いだろうか。「レ」なんとか・・・も違うな。
[2022-07-03:追記] ようやく思い出した。「ペナルティ」だ。