Scribble at 2020-09-28 16:03:25 Last modified: 2020-09-28 16:04:40

Wantedly に1本だけ部署の紹介記事を書いたのだが、どのみち情報セキュリティ、しかもマネジメントの記事では大してアクセスも稼げないし、自社のブランディングにも大きく寄与しない。そして何よりも、僕自身が人材ブローカーのサイトなんかでブランディングしたくないので、ここを使わなくなって良かったと思う。実際、ここで何か自社のブランディングとか採用に成果があったのかというと、そんな話は全く聞かないし、導入した当人である人事部長が既に退職してしまっているので、活用も何もないわけである。

だいたい、このサービス・サイトって無料のコンテンツが全くないわけで、ユーザ登録という個人情報とのバーター取引で初めて記事が読めるようになっている。いまどき求職に関わるサイトでクローズド・コンテンツなんて、求職者にとってもコミットするだけの値打ちがあるのかどうかも分からない(つまりは、Wantedly 自体のブランド価値がそもそもわからない)のだから、うかつに手を出せないのは当然だ。結果として、自分の個人情報なんてなんとも思っていない子供みたいなデザイナーやエンジニアばかりが寄ってくるのは当たり前だろう。しかも、運営会社は人材紹介業の法的な網を逃れるために「ブランディングの場所を提供しているだけだ」と言い張り続けているわけだから、利用する求人企業としても胡散臭いとしか思えない。更に、実際に他社の記事を見ると気味が悪いほどの楽天的でアグレッシヴな内容ばかりと来ては、「広告」とか「宣伝」とは違う、これは何かの新興宗教か自己啓発セミナーのサイトかと思うような体裁である。

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