2018年03月12日 に初出の投稿

Last modified: 2018-03-12 21:06:32

Why The World Does Not Exist But Unicorns Do

コリン・マッギンの "cognitive closure" にわざと言及していないのかどうかは不明だが、ともかく書店で Warum es die Welt nicht gibt の翻訳書を初めて手に取ってざっと眺めた限りでは、認知クロージャと何が違うのか全く理解できなかった。

(1) ヒトは認知の限界でしか何かを「有る」と理解できない。

(2) 「全て」である世界は、ヒトの認知の限界を超える何かである。

(3) 「有る」何かとして理解できない世界は存在しない。

「全て」とか言ってるけど、つまりはヒトの認知能力の限界を超えてるってだけで、実体として何か特性なり属性を語りうるわけじゃないよね。そんなことができるなら、やはりそれはヒトの認知能力の限界内において表象可能だと言い得るわけで、この人は「語り得ぬものについて、適当に語っちゃった人」でしかなくなる。

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