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聖書協会共同訳 聖書(旧約+新約)

本日は出社日であった。さっそくジュンク堂の大阪本店へ足を向けて、20分ほど聖書の棚(大阪本店は、さすがは聖書だけで棚を一つ使うほど品揃えが充実している)で吟味してみた。天満橋店にも中型のタイプはあったが、「聖書協会共同訳 大型 SI63」が置いてなかったから、文字サイズの比較ができなかったのだ。大阪本店には全てのタイプが置いてあったから、じっくりと比較できた。そして、結論としては続編も引照・注もない「スタンダード版」の「聖書協会共同訳 中型 SI53」を購入した。

結局、中型にしたのは、やはり大型はスタンダード版でも8,000円ほどするからだ。それに、文字は確かに大きくて読みやすいが、僕の老眼ではここまで大きくなくてもよい。中型の文字サイズでも老眼鏡なしの裸眼で読める(ただし室内の蛍光灯では照度が足りないので、アーム・ライトが必要)し、老眼鏡を使えば小型でも何とか読める。この小型は、自宅にある mini Bible と同じかと思っていたが、実際には小型も mini Bible より一回りは大きいのだ。

ただし、これは判型やサイズに関係ない問題だと思うのだが、実際に手に取ってみると紙の内側まで相当に深く印刷されており、正直なところ読み辛いのは事実だ。まさか聖書の版下デザイナーがズブの素人や専門学校レベルの人材だとは思っていないが、これは左右のマージンを均等に設定したことによるものだ。ページ数が少ないパンフレットなどであれば許されるが、紙面を水平に広げられないハード・カバーの書籍、しかもページ数が多い辞書や単行本では、見開きの紙面をデザインするときは中央側のマージンを広くとって、外縁側のマージンを狭くとるのが印刷物のデザインでは基本だし常識だ。仮に外側と内側のマージンを敢えて同じにするのであれば、最低でも中央あるいは外縁から 20 mm ていどはマージンをとる必要がある。しかし、この中型聖書は外縁部も中央部もマージンは 8 mm くらいしかない。これでは読み辛くなるのは当たり前で、中央付近の二行分くらいは常に文字を斜めに眺めるような体裁になる。

聖書の分量であるから、1ページに収めるべき文字数がシビアに設定されているという事情は分かる。仮に、左右のページで合計4行分の幅をマージンとして取り直す版下デザインを仮定してみよう(聖書は二段組だが、横方向の行数だけの話をしているので、二段組で8行分などと数えなくても良い。実際、幅だけを見れば2行分なのだ)。このスタンダード版なら、旧約聖書が1,478ページで新約聖書が467ページだから合計で1,945ページである。1ページあたり23行だから、これが1ページあたり21行になるとすると、2,130ページとなって、200ページ分ほど増える。続編付きの2,400ページには届かないが、価格としては300円ほど増えるはずだ。でも、読みやすさが劇的に向上するなら僕は300円ぶん高くなっても買うだろう。

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