Scribble at 2026-06-28 09:39:38 Last modified: 2026-06-28 18:41:04

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作家の庄司薫が亡くなった。村上春樹や小沢健二にも影響を与えたとされる作家だが、半世紀近く新作を発表しなかったこともあり、ある世代以降にはあまり読まれていない。では庄司薫はいったいいつからいつまで広く読まれていたのか。

『赤頭巾ちゃん気をつけて』の庄司薫は高校生にいつまで読まれていたのか?

いやぁ。こんな話題そのものが、いまの若者にとってはどうでもいいんじゃないの。だって、いまどきの二十代以下の人たちからすれば、庄司薫どころか村上春樹や小沢健二すら「だれ?」ってことだろうし。村上は、せいぜい毎年のように文学オタクがノベール賞をとるかどうか話題にするだけの人であり、小沢健二がミュージシャンであることを知ってる人の方が少ないだろう。あるいは、知ってたとしても「虐め黙殺疑惑」みたいな、金持ちの小僧によくあるスキャンダルくらいでしか知られていないはずだ。そもそも、文学だの作家だのって影響力は殆どないわけであってだね。アニメータやゲーム制作者の方が有名だし、若者の生活スタイルや考え方や感性に大きな影響を与えてるし、それじたいの是非を語ることすらナンセンスに近いわけだよ。

もちろん、文字つまり書籍も一定の人たちに影響を与えてるし、それはそれで一つの事実だから是非を語る必要なんてない。でも、影響を与えた相手なんてのは一部に違いなかったわけだ。そもそも、現代はもちろんだけど1970年代の当時ですら、小説を読まずに『時間ですよ』とか『大江戸捜査網』とか『太陽にほえろ!』とか『非情のライセンス』とかテレビドラマを観て育った僕なんかは、およそ小説は読んでなかった一人だ。その代わりに、自宅の百科事典や植物図鑑を読んで育ったという経緯もあるが。

したがって、この人物どころか小説なり文学全般の影響力がなくなっているわけであって、過去の作家を取り上げても仕方のないことだ。これが、しょーもない大衆作家じゃなくてサリンジャーみたいな人物だったとしても、実は同じことが言える。

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