Scribble at 2026-04-29 13:09:06 Last modified: 2026-04-29 14:14:10

当サイトの CMS を更改する件は、まず既存のテキスト・ファイルが1万個(当サイトと PHILSCI.INFO から移設したファイルの合計)ほどあるので、これを /_data の直下に配置しているのを /_data/YYYY/MM のような下層のディレクトリへ分割して格納することを考えてみた。

しかし、これは一つのディレクトリで運用するファイルの数を減らせるものの、そもそも Linux のファイル・システムやハードウェアの性能から言って減らす必要があるのかという問題がある。実際には、現代のサーバ用途で動いているコンピュータのハードウェアと Linux のファイル・システムの性能から言えば、1万個ていどのファイルで悩むほどのことではない。サブ・ディレクトリは64,000個くらいの上限があるけれど、ファイル数の上限は理論的には更に大きく、数百万個ていどは問題ない。事実、僕が20年前に構築した「さよなら0系新幹線」のキャンペーン・サイトで採用したファイル・ベースのデータベースも、データを一つのディレクトリに格納していたが、管理画面の操作ログだけでも2万個のファイルを一つのディレクトリに格納してパフォーマンスに何の問題もなく運用していたし、これに加えてブログ・パーツを掲載していただいた約4,000件のブログに対しても、表示に支障が出るようなことはなかった(ちなみに、「さよなら0系新幹線」のキャンペーン・サイトのサーバと、ブログ・パーツのデータを配信するサーバ、それから管理画面のサーバは、それぞれ異なる)。なので、ひとまずファイルの配置はそのままで問題はない。

それから些細な問題として、データのファイルを分割して格納すると、落書きの記事を表示するときに処理している「次の記事」や「前の記事」をサーバ上で検索するロジックが複雑になるという問題もある。同じ階層でファイルをシークするのはいいが、ディレクトリのアクセスは I/O への余計な負担が増えるので、これは現実にサーバのパフォーマンスが下がる原因となりかねない。といったことで、こういう理由もあってファイルはサブ・ディレクトリに配分するのをやめることとした。

後は、CMS の編集機能に幾つかマクロを追加することで、今回の更改を終えたい。ひとまずは PHILSCI.INFO の落書きを全て移設したので、あちらのサイトを閉鎖する用意は終わったことになる・・・ということで、さきほどヘテムルで philsci.info のコンテンツを markupdancing.net と同じディレクトリに変更したから、そのうち PHILSCI.INFO はコンテンツそのものへのアクセスができなくなるだろう。サイトの表示が安定してきたら、ヘテムルのサーバからコンテンツを削除して、「お名前.com」でドメインをリリースするだけだ。

なお、既に PHILSCI.INFO の落書きも当サイトへ移してあるが、落書きの一覧ページには反映させていないので、これはまた後日の作り直しとなる。これも、/_data 以下のファイルを検索して記事のリストを HTML ソースとして返すスクリプトを使っていて、毎年のはじめにページを短時間で作っているから、特に面倒な作業でもない。たぶん、今日中に更新するだろう [追記:というか、さきほど終えた]。ただし、落書きの文章は、いまさら一つずつ見ていって PHILSCI.INFO を「当サイト」と呼んでいる表現を書き改めるなんてことはしない。なので、誤解が生じる可能性はあるものの、何か内容について重大な勘違いをされて僕が困るものでもないはずだ。

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