Scribble at 2026-06-29 10:30:02 Last modified: 2026-06-29 10:31:08
ただのノスタルジーなのはわかっているけれど、一時期は母親が趣味にしていて、僕も器具を手にして小さな絵を刺繍したことがあるので、いまでも何となく「文化刺繍」については調べている。暇とお金があれば、いまでもかろうじて販売されている器具や制作キットを手に入れて何か作ってみたい気もするのだが、奮発してまで一式を手に入れようとするまでの意欲があるわけでもないという微妙な状況にある。
まず最初に書いておくと、文化刺繍(「日本文化刺繍」とか「東京文化刺繍」などの別流儀や別名があるらしいが詳細は不明)について、オンラインで何か具体的な情報を得ることはできない。いまでもキットを販売しているメーカーのサイトはあるし、かろうじて地方でカルチャー・スクールで教えていた人物がいたという情報くらいは調べられるし、ブログ記事の話題として言及している人もいるが、文化刺繍がなんであるかを知るための参考にはならない。当然だが、知っている人や手掛けた経験のある当事者が殆どいなくなっているか高齢であるため、ウィキペディアにもエントリーがない。ただし、どうやって情報を集めたのやら、チャッピーはそれなりによく知っていて、新しい資料をソースとして教えてくれたりした。
特に、文化刺繍では重要人物とされている藤崎豊治氏については、文化刺繍の特殊な針を考案した人物という情報だけではなく、文化刺繍の技法そのものはヨーロッパが起源であり、これがアメリカに渡ってから藤崎氏によって日本へ導入されたという経緯が分かる。だが、この藤崎氏については具体的なことが殆ど分からないので、よほど丁寧に調べないといけないのだろう。