Scribble at 2026-09-28 17:53:20 Last modified: 2026-09-28 17:55:49

添付画像

Google Trends で "fidget" の検索トレンドを2004年から現在まで調べてみたら、みごとに2017年の5月頃にだけ際立ってスコアが上がっていた。日本でも YouTuber が紹介してから半年くらいはブームだったし、うちの会社でも何人かが持ち込んで遊んでいた記憶がある。もちろん、日本では「ハンド・スピナー」と呼ばれていた玩具のことだ。アメリカで考案されたのだが、特許をもっていた人物が特許の更新料金を払えなくて失効してしまい、それから10年くらいが経過してから世界中で爆発的なブームとなったわけである。

ちなみに僕も所持しているし、それどころかブームが去ってから10年近くが経過した現在ですら、たまに使っている。クリスタ長堀にある Book 1st で買ったフィジェットである(もちろん、僕は「ハンド・スピナー」なんていう和製英語は使わないし、そもそもこんな言葉すら知らなかった)。

僕が持っているのは金属製で、両極だけに重りがあるタイプだが、それなりに重さがあって逆に扱いやすい。もちろん重りに重量があるから、これを指で回すと強いトルクが発生して長いあいだ眺めていられるわけだ。ロシアでは「アメリカによるゾンビ化」だとして禁止されているようだが(笑)、危険視されるだけの効果はあって、集中できるし瞑想に似た効用はある。ただ、止めようと思えばいつでも止められるから、ゾンビになるわけではない。それに、僕は科学哲学者として「ゾンビ」は(あるかどうか分からない自我や自意識を最初から「ない」と言っている)論点先取の産物だと思っているから、そもそも認知科学的どころか脳神経科学的どころか物理的どころか論理的にすらゾンビなんているわけがないと思う。そういう無能の哲学的なオモチャなしでも哲学できるという見本が、この僕だ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る