Scribble at 2026-07-28 12:40:11 Last modified: 2026-07-28 12:42:04
MetaはFAQページで、ライトを取り外したり塞いだりしようとした場合はカメラを無効化すると説明している。だが晴れた日にはライトが見えにくいうえ、技術的な対策だけでは「いつ、どこでなら録画してよいのか」という問題は解決しない。
『電脳コイル』というアニメ作品で登場した「電脳メガネ」みたいなものへと近づいているように思えるものの、記事のとおり盗撮というリスクがある。というか、既にスマートフォンによる盗撮で高校生が同級生の女の子を盗撮していたりするらしいし、スポーツ競技の試合へ観客として出向いて撮影する事例もあるようだ。いまどきの生成 AI だと、数秒ほど撮影してから角度の違う何コマかを画像として切り出すだけで、簡単に再現する仕組みがある。そのうち、SNS で脅迫の材料に使う奴が出てくるだろうし、実態がつかめていないだけで、既にそういう事件が起きている可能性もあろう。
上の記事はスマート・グラスによる隠し撮りの話だが、そもそも LED が点灯するからといって、女性が往来で周囲をいちいち見回して、LED が点灯しているサングラスをかけた奴がいないかどうかを探さないと出歩けないような社会にしてよいのかという問題はあろう。正直、こんなものがなくても人類の社会は何にも困らないし、科学技術の進展や発展が遅れるという心配もない。確かに、本気で盗撮したいやつは既に色々なテクノロジーを使っているだろうから、完全に防ぐことは情報セキュリティ全般の話と同じで不可能だ。しかし、完全ではないからといって可能な対策を取らなくていいわけにはいかない。よって、僕としては撮影機能があるスマート・グラスに何らかの規制は必要だろうと思う。そして、撮影できるというだけで多くの人(とりわけ女性)にリスクが生じる以上、原則は禁止か猟銃のように登録制だろう。それが無理なら、スマート・グラスを製造し販売する事業者は、逆に周囲数百メートル以内にあるスマート・グラスをスキャンするアプリを同時にリリースする義務を負わせるべきである。