Scribble at 2025-03-02 08:25:32 Last modified: 2025-03-02 08:26:43
あの、既に刊行されている『精神の生態学』と同じ本なのかどうか(どうやら同じ本らしい。もちろん、「同じ本とは何であるか」というポモのツッコミはあるだろうけど)、誰も商品の表示という観点を持っていない岩波文庫のキャッチ・コピーでも見かけたんだけど、科学と哲学の「あいだ」とか、あるいは科学と哲学を「架橋する」とかいった、青土社あたりが日本の出版業界に流行らせたフレーズに埋め込まれている発想そのものが、既存の学校制度や図書分類という実務上の偏見にすぎないわけであって、なんにも哲学や思想という観点の話じゃないんだよな。あれって。しかも、できあいの「知識」という偽の権威から俯瞰したパースペクティヴにデプロイされている概念の相互関係について語ってるだけだから、仮に哲学や思想の話だとしても妥当な議論とは思えないんだよね。