Scribble at 2026-07-27 17:54:10 Last modified: unmodified

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スーパーマーケットに八ツ橋、しかも固焼きの八ツ橋が見当たらなくなって久しい。イズミヤ、LIFE、成城石井、業務スーパー、とにかくどこにもない。このような現象について、考えられる理由としては幾つかある。まず、八ツ橋はシナモンを使っていて焼き菓子としては好みが極端に分かれると思う。なので、もともと売れていない可能性があり、多くのスーパーで調達する価値を失ってしまった可能性がある。

そして、シナモンなど特殊な原料を使うから、インフレによる材料の高騰という大状況において、特に値段が上がってしまっているのだろう。実際、上の写真はアマゾンでわざわざ注文して手に入れた『井筒八ツ橋』なのだが、30枚入りで約1,000円もする。Lindt のチョコレートを買うような、スーパーで気軽に買うには躊躇するほどの高級なお菓子だ(というのが、僕と同じ程度の年収で生活している世帯の感覚だ)。

そんなわけで、商品としてあるにはあるけれど、およそ気軽には手に入らないものとなってしまった。考えようによっては、インバウンド目当てで高額な卸価格を設定したという可能性もある。どのみち1袋200円でもスーパーでは売れないのだから、1袋1,000円にして京都のホテルだけに卸しておけば儲かるという可能性もあろう。もちろん、僕はそれを責めるつもりはない。商流を制御するのも、僕らがコトラーのようなまともな理論家から学んだ本来の意味での「マーケティング」だからだ。

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