Scribble at 2026-08-14 06:51:44 Last modified: 2026-08-14 07:09:29

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LM Studio が Meta の Muse Glimmer 30B(量子化4ビット版)をサポートしているというので、オフロードは起きるものの動かないサイズのモデルではないから、ひとまずダウンロードしてみた。さっそく、Krea 2 などでモノクロの風景写真を作るためのプロンプトを作成するよう指示すると、なるほどオフロードしてるし推論も長いため、Krea 2 Engineer のようなプロンプト作成に特化したモデルと比べて3倍ていどの時間がかかる。しかも、出来上がったプロンプトは10件中の3件が空白を出力し、他にも1件はシステム・プロンプト用に条件として与えるためのテンプレートに記載している内容を、そのまま出力してしまっている(「あなたは高性能なプロンプトの作成者であり、云々」といった、AI に役割を指示するような内容)。

というわけで、やはりプロンプトを作成するには専用のモデルとして学習してあるものを使うのが無難なのだろう。いや専用のモデルを使っていてすら、実は歩留まり率はあまり変わらなかったりするのだが(特に、システム・プロンプトで禁止しても、生成されたプロンプトには避けるべき「%」記号が頻繁に混入しているので、もうプロンプトをテキスト・ファイルへ出力する前の段階で問答無用に置換処理している)、この Muse Glimmer よりは遥かに出力が速い。そして、プロンプトの中身を見ると、英語の自然文としての品質はさほど差がない。それに、Muse Glimmer をチャットのモデルとして読み込んでから、暫くマニュアルの会話プロセスで「パリの街中の風景」のモノクロ写真を描くようなプロンプトを提案してくれと指示したのに、出てくるのは「荒野の一軒家」とか「巨大な滝」とか「村の雪景色」とか、つい数十行前に指示したことを完全に忘れて動作している・・・これが最新のオープン・ウェイトの標準的な実力なのかと思うと、ちかごろ Meta のザッカーバーグは数年後にシンギュラリティがやってくるなどとホラを吹いているようだが、いよいよここ最近の生成 AI の品質低下(というか、色々なメディアで宣伝されているほど性能が向上しているようには思えない)によってブームが過ぎ去ってしまうことを恐れているのではあるまいか。確かに、特定の用途では素晴らしい成果を上げているのは事実なんだけど、とにかく宣伝されたり報道されてる事例って特殊な用途ばかりなんだよね。セキュリティ攻撃とか、日立の新卒小僧の代わりにコーディングするとか、数学の定理を証明するとか、もともと「コンピュータでやるようなこと」ばかり得意になっているのは当たり前なんだよね。でも、簡単な話、AI はロボットなどに実装しない限り、鼻くそひとつほじれないわけだよ。ましてや大リーガーの代わりに試合に出るなんて不可能だよね。なので、なんでもかんでも AI が使えるなんてのは、そもそもにおいてパソコンやネットワークの画面の上だけの話なのだという基本に立ち返って、みんな少しは冷静にならないといけない。

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