Scribble at 2025-05-17 07:40:50 Last modified: unmodified

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Preprints, by definition, have not yet undergone peer review. MIT took this step in light of the publication’s prominence in the research conversation and because it was a formal step it could take to mitigate the effects of misconduct. The author is no longer at MIT.

Assuring an accurate research record

プレプリント・サーバにアップロードされる論説というのは、arXiv がそうであるように、形式的なフォーマットや機械的な判定はあっても、内容に関わる正式な査読というものはない。敢えて言えば、論説をまず公開することによって、読者が内容を判断するということなので、読み手に正確かつ高度な専門知識がなければデタラメをリソースとして再利用してしまうリスクがある。

もちろんだが、既存の査読システムにも同じリスクがいくらかあるのは事実であって、実際のところ競合するテーマで研究している人なんて、一部の産業に直結している分野を除けば、特に人文・社会系では少ないと言える。誰か、日本国内でラウダンらの書いた "empirical equivalence and underdetermination" 論文のテーマを今年の研究タスクにしているプロパーが一人でもいるだろうか。あるいは、もっと大きなテーマ、たとえば DAG は因果関係の哲学において「まともな」分析ツール(とは言っても abduction としての効用だろうけど)になりえるのかどうかを研究する人なんているかな。ていうか、そもそも科学哲学のプロパーでグラフ理論を勉強した人って、10人もいないんじゃないか。

なので、査読はまじめにやるとひどいコストがかかるので、こういうプレプリント・サーバではやらない。でも、やらないとインチキがいくらでも加わってきて、昨今は生成 AI で適当な「論文」を増産する中国人やインド人、ああそういえば日本人なんていう民族もいたな、そういうのがゴミクズを山のように submit するようになるし、それが分かっていて少額の投稿料をせしめているプレデター・ジャーナルも増える。要するに学術のプロセス全体が汚染されるわけだ。困ったことに、アマチュアとかキチガイがやってるならともかく、いやしくもどこかの大学で博士号を取得した人間がやるのだからたちがわるい。

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