Scribble at 2023-09-27 20:28:24 Last modified: 2023-09-28 23:21:08
さきほど帰宅する途中に書店へ立ち寄って、玉ねぎを使った料理の本などを眺めていた。いま文庫と新書を大量に仕分けして処分しようとしているので、文庫本や新書を新しく買うつもりはないのだが、いちおう新刊を眺めていると、筑摩書房は新書のタイトルに「~を問う」というフレーズを使うのがプチ・ブームらしく、今度は某哲学教員が『問いを問う』といった本を出している。
ざっと手早く眺めただけだが、死についても取り上げられており、またぞろ通俗本の定型と言ってもいい他人の著作からの引用(本書はトマス・ネイグル)から始まり、分析哲学の伝統芸能と言うべき稚拙な座標や図を使った、なになに主義とこれこれ主義の対比を語って哲学のお話とするのが「問う」ことらしい。これで死ぬ間際に自著を眺めて納得して死ねるものであれば、それもそれで一人称的には愉快な人生なのであろう。(ていうか入不二さんレベルでこういうものを書いてしまう、あるいは書かされてしまうのが、日本の実態なのであろう。)