Scribble at 2025-10-16 11:07:20 Last modified: 2025-10-16 11:43:25

添付画像

大阪関西万博が閉幕して、僕が構築・運用してきたサーバの運用体制や予算にも変更があるようだ。ひとまず半年くらいは公開し続けるようだが、ドメインはアダルト・サイトやフィッシングに悪用されないように、ドメイン会社の「ドメイン・ロック」を契約して数年は維持するかもしれない。なんにしても、僕の仕事は殆ど終わりに近い・・・のだが、暫くサイトを放置するとなると、いつものように WordPress を更新もせずに放置することになるのだろう。

これは、官公庁案件でも上場企業案件でも言えることだが、イベントなどが終了した後のサーバや CMS のメンテナンスに何の予算も割こうとしない組織が多く、たいていは受託の広告代理店どころか下請けの我々が工数を無償提供して、WordPress のメンテナンスをやっていることが多い。こちらから打診してアップデートの必要性を理解するクライアントがいればマシな方であり、たいていは「そんなことしなくてもいい」と門前払いだ。たぶん、大手の会社や組織ともなると、数分で終わる作業だけに稟議を何十人と回したり、数万円の予算をつけてはいられないのだろう。そして、そこを手抜きしてサイトが改竄されても、どのみち電通や JR 西日本コミュニケーションズや博報堂の営業が土下座すればいいとしか思っていない。まったくもって、そういう改竄などで被害を受ける利用者のことなど気にしていないというのが分かる。さてはて、この地方自治体はどうであろうか。

それはそうと、僕はコンテンツについては関知していないので、サイトの表示は定期的に眺めているていどであって、エディトリアル・デザイナーやユーザビリティ・エンジニアのように、サイトのコンテンツや機能性を十分にチェックしているわけでもないし、そんな工数をかけるだけの責任も負っていない(仮に、大半のウェブ制作会社のエディトリアル・デザイナーや情報アーキテクトやユーザビリティ・エンジニア --- もっとも、こんな職能の人材がいればの話だが --- を凌駕する実務能力や知識や経験があるとしてもだ)。しかし、これ(上に添付した画像で、分かる人は分かるだろう)は、ウェブサイトを公開する前に時間と工数を確保して検査すれば指摘できた間違いなので、僕が責任を問われたりしないとしても、受託してコンテンツを制作した会社としては責任を問われてよいだろう。まぁ、英語の読み書きに慣れていれば間違いようもないことだが、日本でウェブのコンテンツを制作している連中なんて、メニューの項目に "About us" などと表記できても、実際には英検2級も取れないような人々だ(MMORPG でインド人と英語でチャットできるていどのことで「英語ができる」と思ってもらっては困るのだが)。

この間違い(当サイトにアクセスする人で気づかない人がいるとはあまり思えないが、いちおう説明しておくと、"all rights reserved" が正しい)は、実際には無視できないほど多い。僕も、今回は事前に見つけて指摘することはできなかったが、大手広告代理店案件に携わるようになって20年くらいのあいだに10回以上は見つけている。もちろん、同一人物が20年も同じ間違いを繰り返す極め付きの無能だったというわけではない。自社のスタッフはもちろん、外注だろうと共同作業している制作会社だろうと、あるいはクライアントの制作部署だろうと、色々な組織にこういう間違いをする人がいる。そして、当社で手掛けているのは、どれもこれも大手の企業や地方自治体などのサイトだから、場合によっては SNS で物笑いの種として吊し上げられてもおかしくない。これを英語の表現として使える僕らにしてみれば、こんな間違いは起きようもないはずなのだが、どうしてこういう間違いを繰り返すのか。おそらくだが、一つの理由は「オーライ(all right)」と混同しているのではあるまいか(なお、"alright" も何十年も前からあるが、人によっては "already" や "altogather" に影響されただけの誤記だと信じている場合があるので、使わないほうがよいとされている)。この場合の "right" は形容詞か副詞の用法であるから、"all right reserved" などというフレーズそのものが文法からして異様だと感じるしかないのだが(目的語もないのに「十分に保有する」などと言っていることになるからだ)、もしかすると「ちゃんと権利はもってるぞ」みたいなニュアンスで使っているのかもしれない・・・なーんて、そもそも英語のできない人間なのに、ニュアンスとしてこうだから使うなんて、ありえないよな。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


共有ボタンは廃止しました。他人へシェアしてる暇があったら、ここで読んだあなたが成果を出すべきです。