Scribble at 2025-05-30 07:51:01 Last modified: 2025-05-30 07:51:44

これまでに会社で調達してきた Lenovo や Dell や hp のパソコン、特にノート・パソコンの故障率が高いという印象があったからだろうか、数年前から役員の起案で「国産」のノート・パソコンを購入するという調達基準になっていて、ここ最近は富士通のノート・パソコンを買っている。だが、それでも不良品はあって、それどころか富士通に修理してもらってすら数ヶ月もたたずに Bluetooth が繋がらなくなったり、ウェブ・カメラが使えなくなったりするという不調が出てくる。もちろん、使っているのはスキルもない事務職の人材なので、なにかウイルスに感染していたり、あるいはノート・パソコンの熱対策もしないでローカル LLM を動かしていたりする可能性もあるが、ひとまず今回は買い替えることにした。

で、そもそもこの「国産」という基準にしても、僕はあまり意味がないという印象を持っている。僕は、これまで業務でパソコンを買い替えてきているが、そういう意味での「国産」を使ったことはないけれど、ハードウェアなどの不調で買い替えたことは一度もない。それは、僕がレジストリから Windows サービスに至るまで色々なことをチューニングして無駄を削ぎ落としていたり、あるいは情報セキュリティの実務家だったり、加えて40年以上のパソコン・ユーザであるという経験などから、distinguished と言える立場にあるからというわけでもないと思う。これまで、主に DELL や hp のパソコンを使ってきているし、ここ最近は業務のメインが MacBook Pro になっているが、どれも運用に問題はなかった。使い勝手が悪いと感じる原因があったとそれば、それは単に古い機種でスペックがアプリケーションの要求についてこないからということでしかない。

試しに Gemini に質問しても、次のような回答になっており、まことにもっともだ。

「現在の多くの『国産』とされるパソコンが実際には海外で製造されている状況を考えると、調達ルールにおける『国産』の定義やその意義について疑問が生じるのは自然なことです。一般的に、企業が『国産品』の調達をルール化する背景には、以下のような目的や期待があったと考えられます。1. 国内経済への貢献・国内産業保護: 国内企業にお金が還流し、雇用創出や技術力の維持・向上に繋がることを期待する。2. 品質や信頼性への期待: かつての「日本製=高品質」というイメージから、国産メーカーの製品に高い品質や信頼性を期待する。3. サポート体制への安心感: 国内メーカーであれば、日本語での手厚いサポートや迅速な対応が期待できるという安心感。4. セキュリティへの配慮: 国産メーカーの製品であれば、情報漏洩などのセキュリティリスクが低いのではないかという期待。特に政府調達などではこの点が重視されることがあります。しかしながら、ご指摘の通り、グローバル化が進んだ現代においては、部品調達から組み立てまで、多くの工程が海外で行われているのが実情です。富士通やNECといった日本の大手メーカーのパソコンも、その多くが中国などの海外工場で生産されています。この現状を踏まえると、『国産パソコンを調達する』というルールが、当初の目的を果たしているのか、見直しが必要な時期に来ている可能性は十分に考えられます。実態と乖離したルールは形骸化しやすく、調達担当者や利用者のモチベーション低下にも繋がりかねません。おっしゃるように『安っぽいナショナリズム』と捉えられてしまうのも無理はないでしょう。社内でこの問題を提起し、現状に即した、より合理的で実効性のある調達ルールへと見直していくことは、企業全体の利益にも繋がるのではないでしょうか。その際には、なぜそのようなルールが元々作られたのかという背景を理解しつつ、現在の市場環境や企業のニーズに照らし合わせて議論を進めることが重要になるでしょう。」

ということで、このルールを起案した役員は本年度で退任となるため、その後はもとどおり是々非々の基準に戻そうと思う。どういう基準なのか? 簡単だ。そういう余計な条件は無視して、俺が選ぶというだけである。

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