Scribble at 2026-08-21 12:00:44 Last modified: unmodified

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The Chief Executive’s handbook

企業のコーポレート・サイトへ掲載するには異様なほどの皮肉と当てつけが込められた文書だ。もちろん、これは Iceland の「暗黒時代」に愚かな経営陣が何をしたかが示唆されていて、その中でも特に重要なのが「経営コンサルタントに会社の理解や分析や指針を委ねる」のが愚行であるということだ。経営コンサルタントは、簡単に言えば経営陣が部門長や他の経営者へ直に言えないことを代わりに言わせるための牽制役であり、客観的な立場からの第三者に言わせることで私利私欲や視野狭窄でものを言っているわけではないと社内を説得するための道具だ。したがって、最近で言えば生成 AI と同じく、何をするべきかが分からないときに教えてもらう相手ではないのだ。

それから、これは弊社でも反省すべき経緯があったので書いておくが、"Order an even bigger desk and a better-padded chair in a more luxurious office suite." というのも経営を誤らせる愚行の一つだと言っておきたい。弊社でも事業所の移転を繰り返すたびに馬鹿げた内装を何百万円もかけてあつらえては、数年後に経営改善計画を銀行へ提出するというサイクルを何度か繰り返してきた歴史がある。もちろん弊社のような規模の中小企業であっても、数百万円なんて額は銀行へ返済する一か月分のお金にも満たないわけだが、馬鹿げた投資や短絡的な安売りだとか素人考えの新サービス開発を繰り返すと、お金なんてたちまち無くなってしまう。そして、デザイナーズ・チェアだの木材ドームの会議室だのが社員らへのインセンティブになるというのは錯覚であり妄想だ。そもそも、給与や福利厚生を除くニンジンを鼻先にぶらさげるようなことはすべきではないし、たいていの企業で失敗しているように報奨制度など採用してはいけないのである。

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