Scribble at 2025-06-23 10:21:07 Last modified: 2025-06-24 14:49:06
Facebook は、いまや迷路のようになっていて使い方がぜんぜん分からなくなっている。特に、Facebook Pages とプライベートなアカウントとの区別がつかない、未熟なデザイナーや情報アーキテクトが盲信しがちな「UI の統一感」という方針があって、なんでもかんでも色や操作性やテキスト・アンカーを同じにすれば良いと考える人が非常に多い。こういう是々非々の根拠を考えたり調べて個別に物事を解決しようとしない「理論病」「抽象病」「タイプ病」あるいは「オッカム病」と言ってもいいが、要するにコスパのことしか考えずにものごとをスルーしたり独断で薙ぎ倒すようなことをやって、トランプ支持者と同じく Meta という自社の都合しか考えない「企業第一主義」みたいなものが蔓延しているのだろう。そら、数億ユーザをかかえる大企業であれば、何度も言うが上場企業なんてスーツを来てるヤクザ者なので、人殺し以外は(いや場合によっては人事や法務などを使って実質的に殺していたりするわけだが)やりたい放題である。
ともあれ、このたび Nelson Goodman の Facebook Pages からモデレータ&管理者の役割を退任させてもらった。既に昨年というか1年くらいまえに Meta から「アクティブじゃないページなので、放置してたら削除するよ」という知らせが来ていたことすら知らずに放置していたので、他にも二人ほどページの管理者がいるけれど、彼らも関知していないであろう。ただまぁ、消えたところで些末な話である。グッドマンの著作なり成果から何かを学びたいと(どういう経緯でかはともかく)思う人であれば、学術研究者であろうと学生や一般人であろうと、Facebook Pages などに何を期待するわけでもないであろう。
それから、実はあまり正確な事情を聞いていないまま書いていたのだが、竹尾先生がグッドマンの弟子筋であるという話には、あまり根拠がないと思っている。アメリカに留学されていた頃にグッドマンの授業をとったのかもしれないが、恐らくグッドマンを相手に defense したわけでもないだろうし、当人から聞いたというだけでは証拠不足も甚だしい。それこそカイロ大学を卒業したとか言い張っている東京都知事みたいなものだ。んで、もう明治時代の書生じゃあるまいし、指導教官のプライベートな事情を根掘り葉掘り聞いたり、草稿だの学生時代のメモだのを読ませてもらうとか、そんな Husserliana の事務方でもあるまいし、現代の大学で指導教官と学生の人間関係として、そんなことまで聞いたりしてないよ。実際。
それに加えて、僕自身は実はグッドマンにそれほど興味ないんだよね。プロのデザイナーでもあるから興味あるだろうと思われても困るし、そんなの一級建築士や建築学科の学生が青山ブックセンターとかでポモの本を見せびらかしてるようなのと同じで、スノッブにあこがれる田舎者と同じでしかあるまい。なので、ウィトゲンシュタインが色について書いてるから、画像生成 AI やってる君は数ヶ月前に出た文庫本を読むのではないか、なーんて妄想されても迷惑なだけなんだよね。グッドマンは Structure が翻訳されたら読もうというくらいの関心はあるけれど、わざわざ原書を手に入れてまで読むつもりはない。ていうか、個人で気軽に変える値段で売ってないだろう。あれ古本でも高い Synthese のライブラリーだろ。
ということで、なかば機械的に作業して管理していただけの Facebook Pages なんて、もう僕の残された人生においては些末なことでしかなく、はっきり言ってどうだっていい。