Scribble at 2024-03-17 15:40:30 Last modified: unmodified

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何度かご紹介しているように、ただいま中学時代に親しんだ東大阪市の山畑古墳群をテーマにしたサイトを作っている。東大阪市では最大のスケールの史跡と言ってもいいだろうし、そればかりか考古学では「河内の四大古墳群」(他に、平尾山古墳群、高安古墳群、そして一須賀古墳群がある)の一つと呼ばれているにも関わらず、上の『古墳辞典』(大塚初重・小林三郎/編、東京堂出版、1982、増補版、1996)には掲載されていない。さきほど、借りている本を返しに天王寺区の大阪市立図書館へ行ったときに初版と増補版の両方で確認した。もちろん小冊子に全ての古墳や古墳群を収録するわけにはいかないので、エントリーされていない古墳があるのは分かるが、ちょっと意外だった。そういうこともあるので、ちゃんと取り上げたい人、あるいは広くご紹介するに値すると思う人が、自分で市販の事典・辞書の代わりにご紹介するのも有益だろうと思う。なお、いまではウィキペディアがあるけれど、僕が制作するサイトのコンテンツはウィキペディアの「山畑古墳群」のエントリーに対して単純な屋上屋ではない。ウィキペディアは、項目にもよるが、あくまでも事典であるから内容は乏しい。また、誰でも編集できるという特徴(利点でも欠点でもある)によって、内容の信憑性に疑問の多いエントリーも多い。とりわけ日本史については、「元皇族」を名乗る三流法学者やコピペで国史を書く無礼者などにシンパシーを覚える人々が勝手な妄想でものを書いている。

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