Scribble at 2024-04-05 22:25:57 Last modified: unmodified
久しぶりに更新されたら、この話題か。確かに、僕も他人の書いているものや話しぶりを見ていて、「それは帰納じゃなくて演繹じゃないの」と言いたくなることがあったりするし、特に帰納論理の解説を見ていると、やや混乱した印象を受けることもある。誤用はともかくとして、それ以外にも特殊な事情で使われてきた言葉(の対)であることは確かなのだろう。
ただ、なんというか、言葉をほじくり返すような年齢でもあるまいし(確か僕と変わらないはず)、彼の師匠が Synthese で発表したような議論を期待しているので、まだまだやるべきことはあると言いたい。ここで紹介されている人々が問うたり議論したり考えていたテーマに取り組んでほしいと、敢えて苦言を呈しておこう。彼なら Stove とか Jonathan Cohen とか(古いな!)以降の成果を使って、なにほどか展開させられる筈だからだ。