2018年09月09日 に初出の投稿

Last modified: 2018-09-10 15:20:39

現在は両親が後期高齢者として医療なり介護の適用とか補助を受ける世代でもあるから、医療制度について(もちろん途中で致命的な病状にならない限りは、将来の該当者として)調べて専用の啓発サイトを制作する準備に入っている。実際、保険者としての広域連合のサイトは地方自治体ごとにたくさんあるのだが、行政以外の立場や個人として「後期高齢者医療制度」を取り上げているのは、医療関連のメディアだけである。ステークホルダの一角を担う「当事者」としての個人が情報を集めてサイトを立ち上げ難いのは、75歳以下の多くの人々は当事者ではないからだし(厳密には、「高齢者の医療の確保に関する法律」は本人の障害によっては75歳以下の年齢でも対象になりうる)、75歳でサイトをデザインしたり設計するのは難しいし、もちろん法律や社会保障や公共経済学や生理学や医療制度関連の情報を集めたり概説書を読むのも苦労が多いから、或る意味では仕方のないこととは言え、いかにもバランスが悪い。それなら、できる人間、やりたい人間、やらなくてはいけないと思う人間がやればいい。

しかし、特に哲学や生命倫理の著作を見ていると、最近は病気とか人生といった概念を、「環境」だの「関係性」だのと、薄っぺらい相対化によって明解な議論から限りなく遠ざけて結論を実質的に先送りとするような議論が続々と出てきており、出版業界人の無能なアイドルたちが色々なクズ論証を、高額で豪華な本を幾らでも出せる医学系出版社から気楽に展開しているようだ。現今の医療関係者は、ただでさえ高額な医療関係の本と共に、こんな紙屑も高額な料金で買わざるをえないのだろうか。これでは患者と変わらぬくらい気の毒な話である。

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