2018年04月22日 に初出の投稿

Last modified: 2018-04-22 19:29:07

Epistemic Luck, Angst and Disjunctivism

相変わらず生い立ちから始まって色々と興味深いインタビューだが、これも相変わらず感じるのは、このレベルで続々と著作を世に問える出版社の財務会計と当人のバイタリティは、やはり雑用がどうのこうのと Twitter でぶつくさ書いてるしか能がない連中には到達できない次元なのだろうなぁ。ダンカン・プリチャードって、はっきり言ってパブリシティとしては国内の分析哲学プロパーでも知らない人がいるくらいの研究者だと思うんだけど(科学哲学ならなおさら)、それでもこれだけの手堅い仕事をやっているのは驚くべきことだ。彼はエディンバラなので、言ってみれば阪大や京大に一ノ瀬さんレベルで専門書を書いている人がいるようなものだ。もちろん、数だけなら伊勢田さんや冨田さんも出してはいるが、正直言って通俗書の方が多いのも確かだろう。しかし、僕は思うのだけれど、大学の教員は通俗的なパフォーマンスや啓蒙は自分の大学でやるのが本義であって、公に問うのはやはり専門書か概説書だろうと思う。暇と退屈がどうのこうのとか、エロマンガやジャズや絵画の評論とか「なんたら分析哲学」なんてものは都内の暇人に任せておけばよい。

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