2018年01月09日22時51分 に初出の投稿

Last modified: 2018-01-09 22:51:50

先に言及した「読破バカ」について批判的なツイートを書いているプロパーは何人かおられるわけだけど、そういう一見すると辛口なツイートを書いてる人々が、一定の利害関係の中だけでものを書いてるにすぎないという点は、プロパーではないがゆえに敢えて指摘しておこう。なんで瑣末な哲学教員を叩けて、全く同じ理屈で元ゲーム開発者や元 Yahoo! Japan 社員の哲学エッセイとか哲学イベントを叩けないのか。どっちも通俗的な評価としては「膨大な読書家」としてしか知られていない。彼らが学術的な成果を挙げたわけでもないし、死んだ人には悪いけど、池田何某みたいに業界の人間関係でものを書けるようになったということしか説明がつかないだろう。たまたま、どちらも昨今の流行思想の著作と同じように、システム開発用語や学習理論の用語を哲学の議論に散りばめるという特徴が似ていて、ナウい読み物が大好物の都内の編集者に喜ばれているというだけの話であろう。1980年代に似たような紙屑をさんざん書店で目にした人間からすれば、「哲学史を勉強したはいいが、自分たち自身の歴史には無関心な、お利口さん」たちによる、オブジェクトがどうとか、フレーゲの文脈主義の焼き直しみたいな理屈を読むことは、どう考えても時間の浪費である。

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