2017年10月08日13時28分 に初出の投稿

Last modified: 2017-10-08 13:31:45

大多数の人にとっては、哲学が数学について何を考えてようといまいと知ったことではないのだから、あれが哲学や数理哲学の啓蒙書なら、「数学はなぜ哲学の問題になるのか」というよりも、どうしてそういう質問への答えに読むべき価値があるのかを問うたり説明するようなタイトルの方がいいと思う。もちろん僕は『言語』の方も非常に良い本だと思うし、『数学』もたぶん買って読むとは思うのだけれど、過去に出ていた本と趣旨が同じだから同じようなタイトルを付けましたというのは、はっきり言って哲学的には何の価値もない。

これはたびたび思うことだけど、プロダクトとしての書物を立案したり編集したり執筆するということに著者の哲学的な見解を適用してもしなくてもよいという、何か特別な除外ルールがあるのだろうか。出版・印刷業界にそんなものがあるとは(僕は元雑誌編集者だし父親は印刷会社の元製版部長なので、それなりに出版や印刷業界のことは知ってるつもりだけど)思えない。

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