Scribble at 2026-08-06 07:05:31 Last modified: unmodified
久しぶりに読売新聞のサイトへアクセスすると、毎回のように表示されていた利用規約への同意を促す下らないポップアップがようやく表示されなくなっていた。Cookie は(あくまでもファースト・パーティの)拒否していなかったので、別のマーケティング業者に通信して動かしていたか、あるいは読売新聞のエンジニアが無能なのか、どちらかだったのだろう。
新聞社のシステム部署というのは、実際に地方新聞のサイトで広告を表示する小さなプログラムを納品したことがあるけれど、新聞社自体の体質と同じで、外部からの批判を受けないように内部の事情を可能な限り隠蔽している。納品は C 言語で書いた CGI プログラムを CD-ROM に焼いて提出する以外の方法はなく(つまり、コンパイルすらしないソース・コードの納品だ)、実際にどういう環境で動かすのかもわからないままプログラムを書くしかないので、考えられる限りで「ポータブルな」設計やコーディングで応じたのだが、納品物が彼らの色々な試験に合格したかどうかの通知すらもらえないので、実際に僕のコードを使ってプログラムをコンパイルして広告表示に使ったのかどうかも分からない。個人的には、そういう意味ではハードな仕事であり、C 言語で書くスキルは短期間でそれなりに向上したと思うのだが、それはいわば実装環境が分からず雑な仕様を与えられただけの状況で行う作業というレベルの話だから、要するに IT ゼネコンで Java や C# のコードをブロイラーのように書いている自称エンジニアの諸君と同じレベルでの話だ。およそ人間がやる仕事の話ではないね。
ともあれ本来の話題はそれではなく、上のスクリーンショットのように、全国紙でトップの記事が漫画雑誌の発行部数というのだから、これが不況に陥っていたり仮想敵国3つに囲まれている状況で「保守」を自任しているメディアのやることかという気がするんだよね。もちろん、いたずらに深刻ぶったり大袈裟にものごとを捉える必要はないとしても、日本のメディアは(先日も、些末な風物詩を夕方の報道番組の時間を使ってまで話題にするような呆れる習慣を話題にしたが)事の軽重についての判断基準がおかしいと感じることが多い。